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【ボジョレーヌーボー速報】2019年は美味?11月21日解禁!

ミスターソムリン浦川

ソムリン代表。2009年星野リゾート入社、星のや京都開業メンバーとして、サービス、施設管理の全般担当。2014年ソムリエ資格を取得、同年星野リゾートを退社。Domaine Bouchonを立ち上げ、現在ワインのコンサルティングやイベント、ソムリエとして活動。

皆さん、こんにちは。ソムリンの浦川です。

たくさんあるワインの種類の中で日本で一番有名なワインは何か?それはもちろんボジョレーヌーボーですね。

赤くフレッシュで透明な色味に、味わいは渋みが少なく、たっぷりな果実味に程よい酸味、ジャムのような甘い香りが特徴的!ワイン初心者にもぴったりな銘柄です。

みなさんの中には「今年のヌーボー解禁日はいつ?」「今年の出来は?品質は?評価は?キャッチコピーは?」とソワソワしている方も多いかと!

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このボジョレーヌーボーでワインを初めて飲んだという方もかなり多いかと思います!そんなボジョレーヌーボーは11月の第3木曜日が解禁日と設定されており、今年2019年の解禁日は・・・。

『11月21日』でございます!

日本全国で解禁パーティーやイベントが催されること間違いありませんね。最近では「ボジョパ」って言うらしいですよw

そもそもボジョレーヌーボーとは?

ワイン大国フランスの超有名銘醸地であるブルゴーニュ地方の「Beaujolais(ボジョレー地区)」で作られた、新酒「Nouveau(ヌーボー)」を「ボジョレーヌーボー ( Beaujolais Nouveau )」と言います。

 

もともとフランス語なので、ボジョレーヌーヴォー、ボージョレ、ボジョレなど読み方はたくさんありますが、ここでは一般的な「ボジョレーヌーボー」といきましょう。

ボジョレーの赤ワインのブドウの品種は、ブルゴーニュで有名なピノ・ノワール種ではなく、ガメイ種が使われています。このガメイの特徴がボジョレーヌーボーの甘酸っぱい芳醇な香りを出しています。また醸造方法も独特でマセラシオン・カルボニックという技術を使用し、早く美味しく飲めるように生産されています。

 

まぁつまりはフランスの片田舎であるボジョレーってとこの「地酒の初物」ってことです。

さて細かいことは置いておいて、みなさんが気になるのは「今年のお味」ですよね?ということで、今回は2019年のボジョレーヌーボーが美味しくなるのかをご説明いたします!

気になる方のためにも、世界でも特に日本でボジョレーヌーボーが人気な理由は?「ボジョレーの帝王」と呼ばれるジョルジュ・デュブッフって誰?ヴィラージュって何?白ワインのマコンは?ワイン法、料理との相性、そんな疑問や基礎知識や豆知識はまた別の記事でお伝えします。

ワインの出来栄えはブドウの出来が7割!今年は?

ボジョレーヌーボーは赤ワインの一種です。ワインといえば原材料はブドウでございます。当たり前のようですがブドウとワインは非常に関係深く、ワイン生産者は「まずは最高に美味しいブドウを作ること」に全ての労力を注ぐのです。

 

しかしブドウ造りは自然の影響を大きく受けます。毎年同じ天候になるわけはなく、雨が多い日もあれば、日照りが続く日もある!ヒョウが降る日もある!霜が発生して病気が蔓延するときも・・・。

年により出来上がるブドウの状態は変わります。う〜む。非常にギャンブル性が高いですな。ブドウの生産者には頭が下がります。

さて、毎年ブドウの仕上がりが違うと、ワインの仕上がりは変わってきます。つまりいいブドウができれば、いいボジョレーが生み出されるのです!

「では今年はどうなんだ?」

みなさんが気になるのは過去のことじゃないですね。そう今年、「2019年」の仕上がりです!

ソムリンが現在のボジョレーについてお伝えいたします。

2019年ボジョレーヌーボの仕上がりは?

フランス全土の生産者にとって難しい年。

「でも2019は結果有望じゃない?」

感が漂っていますw

日本では酷暑で異常気象を印象付ける報道がありましたが、2003年のようにずっと酷暑でなく1週間の酷暑が2回あっただけであとは冷夏だったと。

春先の霜と7月初めの雹は、南エリアのシャルドネと北エリアの一部に影響を与えました。さらに8月18日の雹によって1500ヘクタール中20~50%が被害を受けています。その結果、南と北、平地と丘陵地帯では収穫量のばらつきと全体収穫量のダウンに結びつきました。

過去5年間の平均と比べて、ガメイが25%減、シャルドネは35%減。

霜に、暑さに、気温が低い。まさに踏んだり蹴ったりなこの2019年。

しかしこの冷夏と酷暑がいい仕事をしたようです。

7月の酷暑の水分ストレスで葉っぱが枯れ始めたところで、8月の冷夏で葡萄がギュッと引き締まりました。8月後半から9月の初めは好天に恵まれ、気温も高く乾燥していたため、ぶどうの成熟が一気に早まったようです。

結果、熟度と酸度のバランスが良く、グレートな年になったそうです。

 

9月9日から15,000~20,000人の規模によるぶどうの収穫が開始されました。

リヨンとマコンの間に広がる15,000ヘクタールのぶどう畑で南から北へと移動しながら行われます。そして収穫は現在も手摘みです。現在でも手摘みで収穫を行っているのはボジョレーとシャンパーニュのみらしいです。

収穫は約1ヵ月の間でした。収穫が少しタイミングの遅い生産者は、後半雨が降ったところがあったかもしれません。

 

総じて、今年は良質なぶどうを収穫できたらしい。しかし生産者によっては収穫量については少なくなる見込みです。

みんなでボジョレーをどんどん楽しもう!

結論、今年は素晴らしいヴィンテージとなったようです。実は近年温暖化の影響もあり、より品質が向上してきていると言われています。

これも色々と良し悪しがあるんですが・・・。

兎にも角にも今年のボジョレーを是非楽しんでください!

ボジョレーをさらに楽しんでいただくためにいろんな記事を準備しました。是非合わせてご一読ください!

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