こんにちは、ソムリンの浦川です!
今回のワインはフランス・シャンパーニュのポル・ロジェが造る『ブリュット・リゼルヴ NV』のご紹介です。
ポル・ロジェといえば英国王室御用達のシャンパーニュ。
家族経営のシャンパン・ハウスとして1849年に設立され、元イギリス首相チャーチル氏と当時の当主が非常に仲が良かったことから、ポル・ロジェの最高キュベには「サー・ウィンストン・チャーチル」と名前がつけられています。
御用達への任命は2004年らしいです。ボトルの中心、ラベルの上にはエリザベス女王の紋章が飾ってあります。因みに英国王室御用達シャンパーニュは他にも色々とあります。
しかしこのワインは、ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんの結婚披露宴や、1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃の披露宴で使用されるなど、特別な1本となっています。(1,500mlのマグナムサイズが使用されていたそうです。)

ポル・ロジェ ブリュット・レゼルヴNV
ワインの特徴
甘い白い花、洋ナシ、オレンジの柑橘の香り、そして酵母から生み出されるナッツやトーストのような香ばしさがいっぱいに広がります。
木樽を一切使用せずステンレス・タンクで発酵を行うことで、ブドウ本来の繊細な味わいが引き出され、ピュアな果実味が際立ちます。正にシャンパーニュのお手本のようなお味です!
因みにポル・ロジェの地下カーブは、エペルネ(シャンパーニュの中心都市)の中でも最深部にありどこよりも温度が低いらしいです。ここで3年間ゆっくり熟成されることで、旨味が引き立てられているんですね!
熟成後は専門の職人による手作業でのルミュアージュ(ボトルを回して澱を瓶の頭に持っていくこと)を行うというこだわりよう。世界中に輸出するシャンパンハウスがまさか手作業で作業をしているとは・・・。
おそるべし!ポル・ロジェ!
お薦めのマリアージュ
生ハムとメロン<
いいシャンパーニュにはフルーツがバッチリ合います!ここは王道で生ハムとメロンで行きましょう。メロンの甘みと、生ハムの旨味と塩味が抜群にマッチします。え?生ハムメロンじゃないのかと?はい、ここは分けてください!一緒に食べるよりもここは甘いのと塩っぱいのを交互に食べるのがオススメのマリアージュです。
ソムリンポイント
ポル・ロジェ ブリュット・レゼルヴ
6
* ソムリンポイントとは?
この価格帯のワインの平均点:4.95pt
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結婚式のお祝いには最適ですぞ!絶対マグナムボトルですぞ!ロイヤルウェディング気分を味わいましょ~。
ソムリンポイント
ソムリンの独断と偏見で付けたワインの評価ポイントです。判断基準の一つとして参考にしてください。
- 0〜2pt:ワインは楽しみ方次第ですなー
- 3pt:良い
- 4pt:美味しい
- 5pt:素晴らしい
- 6pt:拍手
- 7pt:記憶に残る
- 8pt:感涙モノ
- 9pt:歴史に残る
- 10pt:伝説レベル
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価格帯別平均ポイント
ソムリンの独断と偏見で付けたワインの評価ポイントです。判断基準の一つとして参考にしてください。
価格帯 | 平均Pt |
---|---|
500〜1,000円 | 1.00pt |
1,001〜1,300円 | 1.56pt |
1,301〜1,600円 | 1.86pt |
1,601〜2,000円 | 2.48pt |
2,001〜2,500円 | 2.81pt |
2,501〜3,000円 | 3.30pt |
3,001〜4,000円 | 3.78pt |
4,001〜5,000円 | 4.24pt |
5,001〜6,000円 | 4.70pt |
6,001〜7,500円 | 4.95pt |
7,501〜10,000円 | 6.04pt |
10,000円〜 | 6.70pt |
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今回のポル・ロジェは浦川がかなり贔屓にしているシャンパーニュです。初めてフランスに行った時にインポーターさんにご紹介いただき、訪問させていただきました!
実はワイナリーにマフラーを忘れてしまって、今の社長であるローラン氏が駅までわざわざ届けてくださいましたw日本の若僧にワイナリーを詳しく紹介だけでなく、忘れ物までケアしてくださるとは。これで贔屓にならないわけがありませんw
今回は私情を挟んだワイナリーの紹介でしたwでも味わいには嘘はないですよ!
それではまた次回!カンパ~い!^^"