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流行りのパクチーでワインに合う餃子を作っちゃおう!

ミスターソムリン浦川

ソムリン代表。2009年星野リゾート入社、星のや京都開業メンバーとして、サービス、施設管理の全般担当。2014年ソムリエ資格を取得、同年星野リゾートを退社。Domaine Bouchonを立ち上げ、現在ワインのコンサルティングやイベント、ソムリエとして活動。

《Tetsu'sキッチンvol.1》「パクチートマト餃子」

皆さん、ようこそ。Tetsu'sキッチンへ!

そのネーミングは何かって?いいんですよ(笑)

実は、私プライベートでは結構料理してまして、ワインに合わせてイタリアンや中華、和食まで幅広く作っております。麻婆豆腐とかよく作るんですけど、わざわざ中華街まで行って豆板醤買いに行ってます。意外と本格的でしょ?(笑)

で、今回の企画はですね、せっかく「ソムリン厳選ワイン」のコーナーでワインに合う料理を紹介しているので、実際に料理を作ってワインに合わせることで、ほんとにマリアージュするのかを検証しちゃおうという内容です。

本日のメイン食材

今回は、最近ブームのパクチーを使って「餃子」を作ります!

パクチー嫌いな人って結構いるかもしれませんが、餃子は皆さん好きですよね?餃子嫌いな人って今まであったことない気がします。浦川も大好きなのでよく家で作ります。もはや国民食として認識されている餃子にパクチーを入れたらどんな味になるのか、今回試していきたいと思います。

パクチー嫌いの人は、もしかしたら引いているかもしれませんが、これ絶対美味くなるやつなんです!絶対美味しいから!(たぶん・・・笑)

さて、では早速作ってみましょう!!

<材料>・・・200個分(笑) ※ 量はお好みで

  • 《具材》
  • パクチー 2束
  • キャベツ 1/4個
  • ニラ 1束
  • ネギ 1本
  • ひき肉 1kg
  • 生姜 50g
  • ニンニク 1玉
  • トマト 4玉
  • 《調味料》
  • 醤油 大さじ4杯
  • 塩コショウ 大さじ2杯
  • ごま油 大さじ3杯
  • 紹興酒 大さじ4杯
  • 鶏がらスープ 大さじ2杯
  • 《餃子のタレ》
  • 酢 適量
  • 醤油 適量
  • 粗挽きブラックペッパー 適量

<作り方>

1、ネギとニラ、キャベツをみじん切り

ネギとニラ、キャベツをみじん切り
大きさはお好きな程度に!浦川はかなり細かくします。

2、ひき肉を投入

お肉を多くしたい人はここで量を調整しましょう!

3、ニンニクと生姜をすりおろして投入

ニンニクと生姜をすりおろして投入

はい、ニンニク臭くなりたくない人〜挙手!

ここでワインポイントアドバイスです^^

ニンニク臭くなりたくない人は最初に電子レンジでチンしてニンニクを熱々にしてください!熱を加えることで、臭みを出す酵素を分解できます^^

4、調味料を投入

調味料だけでまず混ぜ合わせます。味見して美味しければ、タネの中に入れ、よく混ぜでください。

これでベースとなるタネが完成!

5、パクチーを刻み、トマトをサイの目状に切る

パクチーを刻み、トマトをサイの目状に切る

パクチーとトマトを加えていきます。今回の食材が苦手な人は、自分の好みの具材を入れても勿論OKです!

6、よく混ぜ込み、皮で包む。

よく混ぜ込み、皮で包む。

ぱっと見、パクチーとトマトの色合いで鮮やかなアンができました。ここからは地道な作業!皮にアンを包んでいきましょう。

7、焼く!

焼く!

焼き方にアレヤコレヤ言いません。美味しくなるように焼きましょう!どうしても焼き方が知りたい人は是非クックパッド先生をご覧くださいw

8、タレを作って、完成!!

タレを作って、完成!!

餃子が出来上がりました!!

最後に大切なタレを作ります!

この餃子にオススメなのは、「お酢に数滴のお醤油と粗挽きブラックペッパーを入れたもの!」お酢の酸味にペッパーのスパイシーさ!そして醤油から得られる旨味がプラスされます!!

これで完成です!!

料理に合わせるオススメワイン

Ange Blanc / Vinovalie
アンジュ・ブラン / ヴィノヴァリー

フランスは南西地方のワインです。ブドウの品種はソーヴィニョンブラン。世界中で栽培されている人気の品種で、柑橘系香りや酸味とハーブのような青い香りが特徴的です。

価格はなんと1,570円!実にお求めやすい価格帯です。自家製の餃子に合わせるんですから、やっぱりなるべく安く楽しみましょう!今回のトマトの酸味とパクチーの香り、更に豚の旨味には辛口のソーヴィションブランがきっと合うと思い選びました!

さぁ、実食

パクチートマト餃子とワイン

ではいただきます!

パクっ!

うん!ジューシーでうまい!!

やはり餃子にトマトとパクチーは合いますね。トマトの水分によって餃子がさらにジューシーになり、酸味もプラスされる。そこに、パクチーの華やかな香りが加わり、とても美味しいです!

さぁ、口に餃子が少し残っている内にワインと合わせて見ましょう。

餃子とワインを食べる浦川

きた!これはうまい!!

パクチーの香りと柑橘系の香りが相まって、実に豊かな香りを生み出します!更に、ワインが与えてくれるミネラル感が豚の旨味を更に引き出してくれる。何より、トマトとお酢の酸味にワインの酸味が加わり、実に味わいある酸を織りなしています!

これは、まさに中華と白ワインの共演!まるで中国雑技団がサーカスを行なっているかのよう!

ちなみに、パクチー&トマト餃子は以前も試したことがあり、その時はポルトガルのヴィーニョヴェルデと合わせたました^^もちろんヴィーニョヴェルデも最高に合います!

※ヴィーニョヴェルデ:ポルトガルの微発泡ワイン。フレッシュでほどよい酸味がある。

今回のワインとのイメージの違いは、ヴィーニョヴェルデの方がミネラルウォーターに近く、このアンジュはモヒートのようなハーブ感がありますね。

パクチーといえば、英語ではコリアンダー。フレンチやイタリアンでも使われ、もちろんワインにもよく合います!今回は餃子にしましたが、他の料理に入れてもハーブ感のあるワインに合わせれば美味しいと思いますので、是非皆さんも試してみてください!

では、また次回をお楽しみに~♪

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